「十牛図」 何必館・京都現代美術館(京都)

​十牛図とは、禅修行の悟りの過程を牛に例えて描いた、

古くから中国に伝わる、悟りへ至るための手引書とでも言うべき

十枚の絵のことです。

「本当の自分」である“牛”とそれを探し求める“牧人”との関わりを

10のステージにわけて漢文と絵で描いています。

いわば“自分探し”の旅なんです!

一見「難題?」ともとれるこのテーマを2つの方法で解釈!

牧人を“カウボーイ”、悟りの世界を“ハワイの楽園”・・

といった感じで、わかりやすく旅への案内所を描かれています。

「自分探しの旅は、みんなに必要なこと!そう考えたら、大それたテーマどころか

とてもシンプルで、ちっぽけなことにも捉えられるのでは?」